私は30代の男性です。
航空会社の作業員です。
大人になってはじめて、「私は発達障害なのではないか?」と感じたのです。
小学校のころ、先生の話を聞いてもノートを取れない一方で、好きなことには熱中したタイプでした。
ちょっと変わった子供と言われたが友達が出来ないわけでもなかったんです。
でも自分では「他の人が話していることがわからない」ことがよくありました。
成績表では、必ず、”落ち着きがない”とか”我慢ができない”と書かれたもんです。
だからといって、学校生活で大きな問題を起こすこともなく、
無事に高校、専門学校も卒業し、就職もできました。
ところが、問題は就職後に現れました。
職場でケアレスミスを頻繁に起こす。
また、同時並行で物事を処理できない事も分かった。
スケジュール管理ができないし、どう前準備していいかも分からない。
職場で、訳もなくウロウロ動いてしまい注意をされる。
なによりもまず自分の話ばかりをしてしまう。
職場で「問題だらけのダメな人」扱いされることで、つらくなっていきました。
これまでの生活では問題がなく過ごしていたのに・・・。
あるテレビで、私とよく似た人を見たのがきっかけで「私は発達障害なのではないか?」と思い始めたのです。
しかし病院へ行く勇気もない。
それで、ネットで見つけた自己診断も出来て、改善も出来るマニュアルを買いました。
これはハイパーコンサルティング・ジャパン須藤裕司さんのアスペルガー改善プログラムです。
さっそく気になっていたアスペルガー自己診断チェックテストで診断してみました。
結果、やはり私は発達障害だったようです。
発達障害とは特定の病気を指す言葉ではなくて、
ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)、ADHD(注意欠如・多動性障害)などの症状の総称です。
私はどうやらASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)のようです。
でも専門家でもどちらかと診断するのは難しいようですよ。
私にしてみれば病名なんてどうでもいいのです。
とにかくこの症状が改善できればいいのですから。
マニュアルをよく読んでみました。
一般的な病院での治療法は、対処法や対症療法しかないようです。
つまり薬やカウンセリングなどの対症療法であって、改善法ではないということです。
しかしこのマニュアルでは、有害ミネラルのキレーションも含めアスペルガーの症状を根本から改善する方法について書かれています。
つまり薬で改善する対症療法ではなく、発達障害の症状を根本から改善していく方法です。
病院の先生が教えてくれない改善法が書かれているという訳ですよね。
マニュアルを実践し始めました。
具体的な方法は、食事制限と脳の機能を上げていく作業をする。
ただこれだけ。
まず食事制限についてお話しします。
さきほど、有害ミネラルのキレーションと書きました。
キレーションとは、解毒、体外排泄の意味です。
つまり、食事制限により、体内に入った有害ミネラルを体外排泄するのです。
だから、実践するにあたり、アスペルガーの症状を助長している食べ物や飲み物の制限があります。
これがこのマニュアルの中で一番面倒な部分と思います。
自分一人なら実践しやすいですが、家族と同居されている方なら家族の協力が必要になります。
私の場合は、母が協力してくれたので助かりました。
続いて脳の機能を上げていく作業についてお話します。
これは自分の困った症状の原因を知り、それらを一つずつ改善する作業です。
私の場合、こだわりが強い症状がありましたので、そのこだわりへの解除を行う作業を特に行いました。
また人とのコミュニケーションも苦手だったので、対人コミュニケーションの方法などのコーチング法も実行しました。
さて、効果はというと、
早い方では3日から1週間くらいで体調的な効果が感じられるとマニュアルには書かれています。
私の場合は、2週間で変化を感じました。
落ち着いて考えたり行動できるようになりました。
ウロウロ動いてしまう事がなくなりました。
そして人に対する緊張や、仕事に対する恐怖感みたいなものも、だいぶとれてきました。
プログラムをきちんとこなし終えた2か月後には、
自分の気持ちを、以前よりスムーズに穏やかに人に伝えることができるようになり、
人との関わりを楽しめる余裕もうまれてきたようです。
人の話をじっくり聞けるようにもなりました。
仕事でのミスも激減し、新しい業務にチャレンジ出来るようになりました。
職場で「問題だらけのダメな人」扱いされることは、もうありません。
発達障害は自分で改善することが出来るんです!
このマニュアルを実践して良かったです。