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- 吃音・どもり
私の子供(息子)は幼児の頃から吃音の傾向がありました。
人前で話すと言葉のはじめがつまって言えないんです。
一人になった途端問題なく言えるようになってしまうのですが・・。
ですからそのうち自然に治るだろうと安易に考えていました。
ところが
小学生になっても治らない、
中学生になっても治らない、
高校生になっても治らない、
で、とうとう治らないまま大人になってしまいました。
吃音の原因は何だったのか、
きっかけはいつだったのか、
今になっては忘れてしまいました。
一生この問題と付き合っていかなければと、息子も家族も諦めていました。
もう普通に会話する事が、想像すらできなくなっていたのかもしれません。
でも、見て見ぬふりをしている訳にいかない時期がやってきました。
就職活動です。面接です。
目前に迫っていました。
でも病院へ行くのは嫌だと息子が言うので、
自宅で自分で吃音を治療できる方法の、
「たった6週間で吃音が克服できるプログラム」を試してみることにしました。
このプログラムを実践するに当たって準備するものは…
①ノートとペン
②1日20分、そして1週間に1度2時間程度の時間
これを6週間取り組んでいきます。
プログラムの内容にはエクササイズも含まれています。
吃音なのにエクササイズ??? と初めは不思議でしたが、
やってるうちに、
たしかにエクササイズも吃音の治療には不可欠だな~と納得してきました。
しかし結局、吃音の原因は身体的な問題ではありませんでした。
自分自身の意識を変えることでした。
この6週間で手に入れるのは、
「吃音が気にならなくなる感覚であり、感性です。」
と開発者である中村しょうさんは言っています。
実践した息子に言わせれば、頭の切り替えであり、コツだそうです。
この“コツ”れさえ手に入れてしまえば、
人前で話すことも普通のことだし、吃音自体を全く意識ぜずに生活できるらしいです。
とにかく、このプログラムを6週間実践して、息子は性格も雰囲気も変わりました。
なにか自身に満ち溢れた感じです。
中村しょうさんのプログラムを試してみて本当に良かったです。
おかげで面接でも普通に話せたと本人は喜んでいました。
子供でも出来るプログラムなので、
息子にももっと早くやらせてあげれば良かった・・と後悔しています。